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EVS
新開発 鉄蓋支持構造 EVS (Evolution V Structure)

EVSは、新発想を取り入れて進化した鉄蓋支持構造です。











概要
近年、通行車輌の大型化、交通量の増加により、道路に設置されているマンホールをとりまく環境は過酷な状況になってきている。それに伴い、繰り返されるマンホールふたへの荷重の増加によるふたの過剰な食込みという現象が発生することで人力でふたを開けられなくなる状態となり、下水道管路の維持管理に大きな支障をもたらしてしまう結果になりうる。
また、逆に食込み力を軽減し、ふたを開けやすくした場合には繰り返される上からの荷重負荷による揺動が発生し、ふたのがたつきによる騒音問題を起こしてしまうことになる。
そこで、この二律背反した問題を解消すべく、従来のふたと枠のかん合部の構造である急勾配式に新たな発想を取り入れ、性能を更に向上させたものが新開発品EVS(Evolution V Structure)である。
図-1 マンホール全体断面図
図-2 従来型
【図-1】の通り、マンホールはふたと枠によって構成されており、【図-2】のような従来型の支持構造においては、ふた、枠共々同角度の急勾配加工面を重ね合わせる構造であった。これにより、ふたの上面から荷重がかかることでふたが沈み、枠とくさび形状を作り出すことによって一体化を形成し、がたつきを防止してきた。
しかし、過剰な荷重が繰り返しかかることによる食込みの増加、結果として逆にふたを開けにくくする原因にもなった。
図-3 新開発型
図-4 接触部拡大
新製品のEVSは、ふたと枠の接触面を加工する点では従来型と一緒であるが、従来型と異なる点はふたの接触部の形状である。
【図-3】のように枠との接触部分に凸状の角部を形成、その角部をかん合時に枠の勾配部分2か所に接触させる。そして、この状態で設置されたマンホールに車輌通行等の荷重が繰り返しかかることでふたの食込み状態になると【図-4】のように接触部の塑性変形が発生するしくみである。
その際、ふたと枠の材質強度の違いから、食込みによりふたと枠に新たな接触部が発生し、側面接触部で左右の揺動力、棚部でさらなるふたの沈下食込みを防止する。
つまり、荷重負荷による塑性変形で発生した新たな接触部により、ふたの上下左右運動を抑止し、さらなる過剰な食込みとがたつきを抑える効果を持つのである。


参考資料:平成24年7月開催 下水道展における研究発表資料より掲載