現場で愛されるものを目指して
新製品開発プロジェクト

OVERVIEW

初めて現場で披露したときに、その場にいた人たちから拍手喝采をもらったという、新製品「オセール」。
現場で愛されるものを作るべく、開発者の松島は挑戦を決意した。ものづくりに向き合う、開発者の戦いに迫る。

PROJECT MEMBER

松島 誠二
SEIJI MATSUSHIMA
商品開発部
1999年中途入社
EPISODE 1

新製品の開発に挑戦

「これからの水道管の交換工事で必ず必要とされる製品を開発する」。日本鋳鉄管は新たな挑戦を始めた。水道管の布設工事「さや管推進工法」を行うときには特殊な器具が必要となる。他社の中にはすでに取り扱っているところもあったが、日本鋳鉄管ではまだ開発されていなかった。今後、この推進工法が増えてくることもわかっていた。そこで、日本鋳鉄管は競合に追いつくべく、今回この新製品の開発を決めたのだ。さらに、「新製品を開発するのなら、現場の人たちにとって使いやすい、日本鋳鉄管の技術力を証明できるような製品を作る」ということも決まり、開発部のエースである松島がこのプロジェクトに抜擢されることとなった。松島は入社して20年、これまで鉄蓋や鋳鉄管の付属製品の開発を行ってきたベテランの開発者だ。松島は当時のことを素直に語ってくれた。「正直に言うと、とてもハードルが高い開発プロジェクトだなと感じました。本当に製品化することができるのか不安がありました。ただ一方で、これまで他分野で設計してきた経験から、どんな分野でも設計することができるという根拠のない自信も持っていました。開発者としてのプライドをかけて、やってみようと挑戦を決めました」。こうして、2018年の夏、「オセール」の開発が始まった。

EPISODE 1

新製品の開発に挑戦

「これからの水道管の交換工事で必ず必要とされる製品を開発する」。日本鋳鉄管は新たな挑戦を始めた。水道管の布設工事「さや管推進工法」を行うときには特殊な器具が必要となる。他社の中にはすでに取り扱っているところもあったが、日本鋳鉄管ではまだ開発されていなかった。今後、この推進工法が増えてくることもわかっていた。そこで、日本鋳鉄管は競合に追いつくべく、今回この新製品の開発を決めたのだ。さらに、「新製品を開発するのなら、現場の人たちにとって使いやすい、日本鋳鉄管の技術力を証明できるような製品を作る」ということも決まり、開発部のエースである松島がこのプロジェクトに抜擢されることとなった。松島は入社して20年、これまで鉄蓋や鋳鉄管の付属製品の開発を行ってきたベテランの開発者だ。松島は当時のことを素直に語ってくれた。「正直に言うと、とてもハードルが高い開発プロジェクトだなと感じました。本当に製品化することができるのか不安がありました。ただ一方で、これまで他分野で設計してきた経験から、どんな分野でも設計することができるという根拠のない自信も持っていました。開発者としてのプライドをかけて、やってみようと挑戦を決めました」。こうして、2018年の夏、「オセール」の開発が始まった。


EPISODE 2

ヒントは開発室にはない、現場にある

松島には製品を開発をする上で大切にしていることがある。それは、「使う人にとって、使いやすいものを作る」ことだ。開発者として、「まさしくこれが欲しかった」と喜んで使ってくれるような製品を作りあげたい。決して簡単なことではないが、だからこそ取り組みがいがある。松島は現場の人が使いやすい製品を作るため、現場の観察を2日間させてもらうことにした。夜間工事で鉄道の下に水道管を潜らせるという大変な工事だった。技術的に改善できる部分があるのではと観察を続けていると、特殊な器具を地上で仮で組み立て、地下で本組み立てを行うという工程を踏んでいることに気が付いた。「地上でできる作業を全て地上でできるようにすれば、暗くて狭い地下での作業が楽になるのでは?」松島は今回のプロジェクトのミッションを理解した。それは「地下でも楽に作業ができる製品を作る」だ。現場に来たことでいい収穫を得ることができた。そして、ここからは「どんな形で実際に作ってくのか」を考える工程が始まる。

EPISODE 2

ヒントは開発室にはない、現場にある

松島には製品を開発をする上で大切にしていることがある。それは、「使う人にとって、使いやすいものを作る」ことだ。開発者として、「まさしくこれが欲しかった」と喜んで使ってくれるような製品を作りあげたい。決して簡単なことではないが、だからこそ取り組みがいがある。松島は現場の人が使いやすい製品を作るため、現場の観察を2日間させてもらうことにした。夜間工事で鉄道の下に水道管を潜らせるという大変な工事だった。技術的に改善できる部分があるのではと観察を続けていると、特殊な器具を地上で仮で組み立て、地下で本組み立てを行うという工程を踏んでいることに気が付いた。「地上でできる作業を全て地上でできるようにすれば、暗くて狭い地下での作業が楽になるのでは?」松島は今回のプロジェクトのミッションを理解した。それは「地下でも楽に作業ができる製品を作る」だ。現場に来たことでいい収穫を得ることができた。そして、ここからは「どんな形で実際に作ってくのか」を考える工程が始まる。


EPISODE 3

現場で愛されるものを目指して

松島は半年間、開発部であらゆる可能性を試していた。図面で設計できればいいというわけではなく、寸法制限や手で操作できる範囲の制限など、さまざまな制約の中で実際に形にしていかなければならない。また、今ある技術で実現可能かどうかも考える必要がある。さらに、こうして考え尽くされたものもいざ試作してみてうまくいかなければ、最初から考え直すことだってある。今回のプロジェクトはこれまで開発してきた製品の中でも最も制約が多く、松島は何度も作り直した。現場で愛される製品を作り出すことは決して簡単なことではない。いつでも妥協することはできる。しかし、だからこそ、自分と戦い続けなければならない。「現場の人が使いやすいと心から思えるものを届けたいと本当に思えているか」。松島は心が折れそうになったときは、自分にこう問いかけた。出来ることは全て試した。松島にとっては何度も作り直すことも想定内だった。常に今あるものをベストだと思わず、より良いものを考え続けた。「この製品を必ず形にしてみせる」。半年はあっという間に過ぎ、いよいよ完成に近づいていった。

EPISODE 4

前代未聞、現場で起きた拍手喝采

開発が始まってから1年が経ち、オセールは完成した。出来上がったものを手にしたとき、松島は言葉が出なかった。これまで1年間、自分の全てをこの開発にかけてきた。とうとう、自分が思っていた通りに完成させることができた。ここまでの道のりが険しかった分、その喜びは大きかった。松島は心の中でガッツポーズを決めた。そして、自分の心の中でしばらく、そのじわじわとした感覚を味わい続けた。それから現場へ向かい、オセールの導入を見届けた。現場ではそのあまりの使いやすさに、「こんなにも作業が楽になるのか」と、地下で拍手喝采が起こった。工事が終わってから、松島は何人もの人から嬉しい言葉をかけてもらった。その言葉の1つ1つが嬉しくて、感激した。「オセールを作ってよかった」。いいものを作りあげて、喜んでもらえる。ものづくりの醍醐味だった。これからのことを松島はこう語ってくれた。「今回水道分野で反響があったので、水道分野でもう一歩踏み込んでやっていきたいと思っています。オセールの熱が冷めやまない内に、熱いものを打ち込みたいです。」松島のものづくりへの熱い思いは、これからも続いていく。

EPISODE 4

前代未聞、現場で起きた拍手喝采

開発が始まってから1年が経ち、オセールは完成した。出来上がったものを手にしたとき、松島は言葉が出なかった。これまで1年間、自分の全てをこの開発にかけてきた。とうとう、自分が思っていた通りに完成させることができた。ここまでの道のりが険しかった分、その喜びは大きかった。松島は心の中でガッツポーズを決めた。そして、自分の心の中でしばらく、そのじわじわとした感覚を味わい続けた。それから現場へ向かい、オセールの導入を見届けた。現場ではそのあまりの使いやすさに、「こんなにも作業が楽になるのか」と、地下で拍手喝采が起こった。工事が終わってから、松島は何人もの人から嬉しい言葉をかけてもらった。その言葉の1つ1つが嬉しくて、感激した。「オセールを作ってよかった」。いいものを作りあげて、喜んでもらえる。ものづくりの醍醐味だった。これからのことを松島はこう語ってくれた。「今回水道分野で反響があったので、水道分野でもう一歩踏み込んでやっていきたいと思っています。オセールの熱が冷めやまない内に、熱いものを打ち込みたいです。」松島のものづくりへの熱い思いは、これからも続いていく。

募集要項 ENTRY