関係各位
2022年8月22日
日本鋳鉄管株式会社
㈱水研との知的財産共同保有のポリエチレン管用不断水バルブ「KATANAバルブ」を9月から受注開始~既設管内に切粉の混入なく不断水での設置可能~ |
水道管・ガス管メーカーとして生活インフラを支える日本鋳鉄管株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:日下修一、証券コード:5612)は、当社の包括業務提携先である㈱水研が、当社との知的財産共同保有のポリエチレン管用不断水バルブ「KATANAバルブ」を9月から受注開始することをお知らせいたします。
この「KATANAバルブ」につきましては、当社が製造、㈱水研が販売をそれぞれ担当し、不断水施工での採用を狙ってまいります。
当社は、2020年10月に㈱水研との包括業務提携を締結して以来、輸出案件の拡販などを進める一方、共同開発に携わってまいりました。今般、㈱水研が、当社との共同開発品のポリエチレン管用の不断水バルブ「KATANAバルブ」の試験施工を行い、配管内への切粉の混入がないことに加え、施工時間の短縮などの効率面でも高く評価をいただきましたことから、9月より、75ミリから150ミリについて、受注開始いたします。 また、海外でのポリエチレン管の需要が高いことを踏まえ、積極的に海外展開も図ってまいります。
当開発を進めるにあたり、当社のエンジニア1名を㈱水研に常駐させ、製造検討とあわせて取り組んでまいりました。
今回の「KATANAバルブ」のコンセプトは、切粉を一切混入させることなく短時間で簡単に管路にバルブを設置できるようにすることで、水質確保や施工時間の短縮といった社会課題解決を狙ったものであり、当社が掲げるESG経営の一環でもあります。
当社は、今後とも、こうした社会課題解決にも積極的にかかわり、事業体様・工事業者様から必要とされる商品・サービスを提供してまいります。